出張ワークショップ第二回目、2012年初の撮影会は東京・早稲田で開催しました。
ワークショップの講師はGR DIGITAL IVのカタログ撮影を担当した鈴木光雄さん。 そんな鈴木さんから、GRの魅力をたっぷりと語っていただくという贅沢な内容です。 今回は被写体に頼らず、いつもの自分とは違った視点で作品を撮ろう!ということで、 夏目漱石ゆかりの地である早稲田にちなみ「吾輩は○○である」というテーマで 撮影会を行いました。
今回のワークショップにご応募頂いた代表者と、参加者1名の方に感想をお聞きしました。
[代表者の声] 高橋 敦さん ●イベント企画の背景 毎月、今回のワークショップに参加したグループで、撮影会と講評会を行っています。グループのメンバーにはGRユーザーもいるのですが、興味はあっても持っていない人が多かったのでGR DIGITAL Wが使用できるということで応募しました。皆で同じカメラを使って撮影会をするのは初めてでしたが、画像設定を変えてみるなど色々な機能を駆使して、それぞれ早稲田の街のスナップ撮影を楽しまれていました。 ●GR DIGITAL IVの感想 私は初代GR DIGITALを持っていますが、やはり、オートフォーカスが格段に良くなったと感じました。コンパクトなので、被写体にそれほどカメラを意識されずに撮れますし、スナップに適したカメラだと思います。中でも、ADJ.レバーにはホワイトバランスや画像設定、アスペクト比などスナップ撮影時にすぐに変えたいメニューが集約されており、大変操作がしやすかったです。画像設定ブラケットを使用すると、シャッターひとつで、画像設定を自分で3種類まで選んで撮ることができる為、非常に便利ですね。
●東京ならではのテーマ 「吾輩は "ジモティ" である」 最初、「吾輩は "自転車" である」というテーマで撮っていたのですが、「自転車」目線での撮影が難しく、撮影地近辺出身なので、「ジモティ」目線にシフトチェンジしました。プリントした写真は女の子同士で相撲をとっている様子を画像設定を変えてスナップしたものです。他のメンバーよりも地元人の目線で、有利に被写体を見つけて撮ることができたかもしれません。
[参加者の声] 飯田 奈保美さん ●GR DIGITAL IVの感想 親指の操作ひとつで露出のコントロールができますし、他の色々な設定も瞬時に切り替えることができ、機能が整理されているので直感的に撮影できるカメラだと感じました。16:9のパノラマ写真のアスペクト比をコンパクトデジカメで使えるのも良いですね。画像設定はスタンダードの他に、モノクロ、ブリーチバイパスをブラケット設定で選び、その機能を多用して撮影していました。 ●東京ならではのテーマ 「吾輩は "彼氏" である」 実は撮っている時はGR DIGITAL IVでの撮影に夢中で、テーマのことは忘れていました…(笑)写真の上の方に写っている女性の足は、犬の飼い主さんで、私はその女性の彼氏である、という設定で撮りました。飼い主が大好きなこの犬が、自分(彼氏)を睨んでいるかのような、ユーモラスな表情を捉えられたのではと思います!
●ワークショップの感想 機材の使い方をきちんとご指導いただいた上で、カメラを1日貸していただいての撮影会は初めての経験でしたが、参加者の皆さんとわいわいおしゃべりをしながら楽しい1日を過ごすことができました。講評の後に講師の鈴木先生に写真を選んでいただけて、大変嬉しかったです。頑張った甲斐がありました!(笑)企画してくださった代表の高橋さんにも感謝です!
第2弾ワークショップも参加者の皆さんの大満足の声と共に終了。 今回のワークショップでは、講評後に鈴木先生からの嬉しいサプライズで カタログ撮影のロケ地、ローマで撮影した未公開の写真も披露していただきました…! 最後まで、GR DIGITAL IVの魅力を体感できた盛り沢山のワークショップでした!
次回の撮影地は大阪。 淀屋橋近辺のモダン建築を巡ります!